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免疫細胞は白血球の中のリンパ球にあります。1つにはマクロファージとNK細胞で、これは自己免疫系と言って、絶えず血液中にあって敵と戦っています(人間社会に例えるなら、これらは警察や自警団などにあたります)。マクロファージは相手を食べて排除、NK細胞は相手を殺して排除します。もう1つはキラーT細胞で、これは獲得免疫系と言って、必要に応じて出動します(軍隊のような存在です)。

Moviecamera_3 この模様は画像←クリック

免疫機能で一番初めにすることは、血液中に侵入してきたものがいったい何者なのかを判断することです。この役目をするのが糖鎖です。糖鎖の先端が相手に触れることで、そのものの情報を得ているのです。


大体は自然免疫系、つまり、マクロファージとNK細胞で処理できますが、手におえないとキラーT細胞に命令を下します。この命令も糖鎖を通して行なわれます。

キラーT細胞は、その異物から特徴である抗原を獲得してきます。それをもとに異物に対抗できる抗体を持ったキラーT細胞に作り変えられ、増殖して攻撃に向かうのです。

この作業は、一度遺伝子をバラバラにして必要な形に組み替えることまでしています。人間の体というのは本当に素晴らしいのです。この人体のスーパーメカニズムにおいては遺伝子さえも道具に過ぎないということなのです。

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■上記の事が動画で見られます【動画】←クリック
逆に正しい情報さえ得られれば、遺伝子の異常も修復されます。これら一連の情報交換は、全て糖鎖を通して行なわれています

この様な細胞間同士の情報交換を、細胞間コミュニケーションと呼んでいます。もし糖鎖が不完全であったとしたらどうでしょうか。異物の認識ができず、攻撃することができません。

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体内には毎日約3000個のガン細胞ができています。免疫細胞がそれを攻撃して遺伝子の修復ができればガンにはなりません。

しかし、ガン細胞であるという情報が得られなかったら、そのままガンになってしまいます。ガン細胞は元は自分自身の細胞です。細胞の遺伝子にキズがつくことでガン細胞となってしまうのです。

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ですから、遺伝子にキズがついたという情報を、糖鎖を通して発信しなければならないのです。また異物を排除した後は、キラーT細胞に攻撃中止命令を出しますが、キラーT細胞に命令が伝わらなかったり、その他の理由で免疫細胞が勝手な行動をして、自分自身の正常な細胞を攻撃してしまうのが、

リウマチ、アレルギー、アトピー、喘息、関節炎、糖尿病、甲状腺障害などの自己免疫疾患で、現在、西洋医学では治療法がありません。・・・というのも、この免疫細胞の異常がなぜ起こるのかが解っていなかったからです。

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このような免疫細胞は、自己と非自己の認識ができなくなっています。それは糖鎖の異常で情報交換が充分に行なわれないことで、免疫細胞が勝手な行動をしてしまっている可能性が非常に高いのです。

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≪情報や本舗≫≪糖鎖と細胞≫≪日経サイエンス≫

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東京大学薬学部教授で糖鎖工学の第一人者入村達郎 氏が「日経サイエンス」に糖鎖と細胞というお話で別冊を刊行しています!ここにその前書きを紹介

核酸,タンパク質に続く,第3の分子生物学「糖鎖」
私たちはふだん何気なく「タンパク質」と呼んでいるものの多くは,実はタンパク質に糖鎖の付いた糖タンパク質である。DNA→mRNA→タンパク質のセントラルドグマの先には糖鎖の付加があり,これがなければ機能しないタンパク質が多い。今や,糖鎖は避けては通れない分野である。

まえがき
・目次 ・本のトップページ

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細胞と細胞が出会うところには,必ず糖鎖が関与するといわれている。確かに,生物の情報を蓄積している核酸は主として細胞の核に存在するが,糖鎖は細胞間の情報伝達やコミュニケーションに関係するので,主として細胞の外側に存在していると考えたくなる。ここでいう糖鎖とは,従来は複合多糖と呼ばれていた糖と他の分子との複合体における糖の部分のことであり,動物細胞によって作られるこれらの複合多糖には,糖タンパク質,糖脂質,プロテオグリカンの3種類が知られている。

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