≪情報や本舗≫≪60兆個の細胞?≫
ここ数年、ヒト成人の推定細胞数の論拠について、ハッキリした根拠の無いままタイトル同様60兆個という数字が!
2013年ごろヒト成人の細胞数をきちんとした根拠をもって推定・検証した論文が昨年出て、この論文にしたがって、今後は「ヒトの細胞数は37兆個=37,000,000,000,000」と改めたほうが良いのでは!と・・・・
私たち人間の体は、約60兆個の細胞から成り立っているといわれています。その一つ一つの細胞がお互いに連携しながら、それぞれの機能や役割を果たしているのですが、この【60兆】という数をどうイメージされるでしょうか?ちなみに地球の人口は約60億です。【60兆】というと、日本人口の約60万杯、現在の世界の人口の1000倍くらいです。
あんまり想像がつきませんよね。地球1000個分の人口と、ひと一人を作っている細胞の数がほとんど同じだと言っても!日本全土にヒトが満員電車のように並んでたっても足りません?日本の面積の24倍・・・24階建てのビルにヒトが並びつくして【60兆個】なのです
【アメリカの面積が日本の約25倍ですから、アメリカ全土にゆったりと並んで立ってちょうどの数!】もっと身近に想像してください?一つの細胞をゴルフボールの大きさとすると【60兆個】とは、ゴルフボールを積み木のように積んでいって、富士山と同じくらいの大きさになった時に⇒その数が【60兆個】なんです!
この【60兆個】の細胞は、お互いに調節【細胞間コミュニケーション=会話】しあって、それぞれの機能を果たしているのです。この細胞のさまざまな働きや調節機能をコントロールしているのが遺伝子なのです。
遺伝子と言えば「生命の暗号」の著者村上和雄筑波大学名誉教授(DNA解明の世界的権威)が本の中で⇒キロ当たり約1兆個の計算で、細胞の数は体重60キロの人で60兆個!そして生まれたばかりの赤ちゃんでも3兆個の細胞をもつと!
この遺伝子の活動をONにしたりOFFにしたりするスイッチ機能にどうも「糖タンパク質」の先にある「細胞のアンテナ=糖鎖」と言うものが関わっていることが解明されつつあると言うのですから・・・近年、ニュートリゲノミックスという新しい科学分野が出来、この研究の主な目的の一つが、遺伝子活動における栄養素の影響について、また今後この研究によって「糖質栄養素」の混合物の有用性のいくつかを立証できるかも知れません!と
アメリカでは医学生の教科書の一つ「ハーパー生化学」の筆頭著者の”ロバート・K・マレー博士”が昨年来日した折りに補完栄養素の話を、ドクター向けの講演でお話していたそうです!
遺伝子になんらかの異常が起きますと、細胞は遺伝子の制御を離れて勝手に、異常に分裂し、増殖をはじめ、歯止めがかからなくなります。
つまり、がん細胞とは、遺伝子の制御をはなれ、周囲の細胞との働きかけを無視して【細胞と細胞との会話が不通になっている】勝手に増殖を繰り返していく状態【糖鎖のスイッチON・OFFが異常通信になっているのでしょう?】と言えます
≪遺伝子の活動≫≪受精の瞬間≫≪糖鎖がON・OFF≫≪村上和雄≫http://morrich.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/onoff-62ed.html
【多くの人が知らない、細胞のお話!】
細胞!2006年の「日経サイエンス」のブックカバーに”会話する免疫細胞”・・・細胞が会話をするんだと!興味津々思わず手に取りなか見拝見、中には貴重な写真が掲載されていました!【もちろん、購入しましたが】
免疫細胞が互いに作用しあっている様子を初めてとらえた三次元画像を公表したのだ。聴衆が息をのんで見守る中,クップファーは2個の細胞が接触したところにタンパク質が集まって矢の的に似た同心円のパターンをとっている画像を!・・・日経サイエンスの本には左にもう一個の細胞が⇒ 【この画像の解説】
60兆個の細胞?パート②⇒も【読む・・・】