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南方熊楠と紐解くと、必ず出てくる言葉が「博覧強記」

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この言葉、「南方熊楠」公の為にある様でもある!また「歩くエンサイクロペディア(百科事典)」と呼ばれるほど、人並み外れている御仁なのに、知られざる人であるのは中村天風翁と似ている?そればかりか同時代に道は違え多くの人々に影響を与え!また今でも与え続けていると言うのに・・・その接点はなかったのか?

ところが【コチラ二人の偉人は辛亥革命を起こし、「中国革命の父」とも呼ばれた「孫文」氏とも深い交流があったにも関わらず、接触がなかったのか!一切聞こえては来ない?】

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TBSクマグスという番組があって、タイトルも由来しているとのこと!熊楠翁の紹介番組ではないのですが、「夏目漱石・正岡子規」らと東京大学の同窓で、また民俗学者「柳田国男」との深い交流は知る人ぞ、知る事実であり、南方熊楠を知ってもらう良い機会ではないでしょうか!【追記:番組は2010年9月で終了】

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昨年、コチラは中村天風翁には直接の接点をもち、間接的ではありますが血縁という接点のある、南方熊楠翁を大叔父にもつ南方哲也氏が財団法人天風会の講師としてお見えになられた【右の本は南方哲也氏の執筆】

その時の講演で、熊楠翁の著書「十二支考」の一節からの人間の寿命がどう決まったのか?【グリム童話にも同様のお話があります】のお話をされて紹介もしていました【南方哲也先生の講演話】←クリック

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南方家の遺伝子を持つ子孫「南方哲也」先生のお話はとても分かりやすかったのも血縁が近い性でもあったのかも?その「【十二支考】」の原文ではどうなっているかを下記のアップサイト「グリム童話」と比べてみてください

『十二支考3」・・・・「犬に関する民俗と伝説」に登場のお話だそうです、その冒頭は⇒
「明治十五年、予高野登山の途次、花坂の茶屋某方で生年十八歳という老犬を見た。今まで生きておったら五十八歳という高齢のはずだが、去年十一月、三十九年めでそこを過ぎると、かの茶屋の家も絶え果て、その犬の成行きを語る者もなかった・・・・・』

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■【グリム童話】■のお話もありました!

⇒クリック【寿命

Photo熊楠公のこのお話は、「ルーマニア鳥獣譚」(1915年)にある話からだったようです・・・・その原文を検索し改めて書き込み予定!

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≪神様≫が世界を造った時、すべての生き物を集めてそれぞれの「寿命」と「生き方」をを決めました。 最初に【人間】を呼んで、「お前らは、世界の王として君臨し、両足で立ち、神を崇めよ!お前らに、尊い免状を与える、そして考慮し、判断できる力とその上さらに深い考えを、表す言葉というものも与えよう!地上に活きる生あるもの空飛ぶ鳥から地を這う虫まで、一切の生き物を支配する役目を与えよう!そして樹や土から生じる食物を所有して活きるその寿命を”30年”とする」といいました。

これを聞いた【人間】は、喜ばずに「「生き物すべての上に君臨できるのはいいけれど、いくら楽しく、威勢よく暮らしたところで、たった”30年”では詰まらないです!」と不満の呟きを漏らした。


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次に≪神様≫は【ロバ】を呼び、「お前らは、苦労から逃れこと儘ならず、常に重荷を背負い運び、始終ムチ打たれ叱られ、休むことも僅かの間で薊(あざみ)や荊(いばら)の粗食に甘んじて、その寿命を”50年”とする」と命じられました。

これを聴き【ロバ】は驚き嘆いて「慈悲深き神様!そんな辛い役目に”50年”は長過ぎます!なんと情けない、どうか特別のお情けにて”20年”を差し引いて戴けませんか?」と言うと、そこに欲深き【人間】がしゃしゃり出て「それじゃ、そのロバの好まぬ”20年”を私にくださいな」と!人間の望み通り、ロバの”20年”を加えて寿命は「50年と修正」されました。


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次は【犬】が呼ばれ、「お前らの主人である【人間】の家と財産を守り、ひたすらこれを失わないように努力し続けなければならない!すなわち月の影を見ても、必ず吼え、その骨折り賃として硬い骨をかじり、粗末な肉に噛りつき活きること、”40年の寿命”とする」と!

震え上がって【犬】は「そんなに骨折って骨ばかりを食うことは、えらい難儀なことで・・・」と納得しませんでした「神様!各外の御慈悲をもってして、”20年の寿命”でご勘弁を・・」と【犬】が言い終わるか、終わらない内に、すかさず【人間】が進み出でて「犬のさほど気の進まぬ”20年”を、私に下さい」と乞われたので、≪神様≫は犬の”20年”を加えて「人の寿命は70歳」となった。

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最後に≪神様≫から呼ばれた【猿】は、「お前らは姿は人に似て、実は人ではない!決して賢くは無く、子供地味めいたところが目立ち、背中は曲がりいつも子供達に馬鹿にされ、人間の真似をして、うまくいかぬ様は滑稽である!よって常に笑い者となって人間を楽しませよと、その”寿命!60年”とする」と告げられて、

側と弱り果てた【猿】は顔も尻も真っ赤にして「慰みものの60年は根っから有り難くもありません半分に減らしてして、”30歳に改正”してください」」と≪神様≫が聞くや聞かずの間もない内に、またもや【人間】がしゃしゃり出て<【猿】の要らぬと言う30年を貰い受け、「人間の寿命は100年」と決まったのです。


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そういうわけで、【人間万物霊長の長】として最初、≪神様≫から賜った30年間は何一つ苦労なく意気揚々と面白可笑しく遊び暮らすが!30歳過ぎてから50歳までは、元はと言えばロバから譲り受けた年齢ゆえ、食は少なく万事煩わしき事多くして、粉骨砕身、働きて将来の備えに蓄えることのみに苦労する!そして50歳より70歳までは、常に家にいること多く、僅かばかりの蓄えを守ることに戦々兢々として必死となって、絶え間なく襲う不安の影に恐れおののき乍、人を見れば泥棒ではないかと、威きり吼えたつも、元々は犬から譲り受けた20年だから当然の辛労なのだ!

さて【人】が70歳を越えて、生き延びる時は、その背は屈み、心は曇りて面相も変わり、幼児・女子にまで笑われ、痴愚阿呆の人からも罵られる始末!これも【猿】から受けた30年だからだと。
                                                                【南方熊楠「十二支考より】

≪原文からの情報や本舗の勝手気儘な解釈です!≪決して間違ってはいませんが?≫【原文】の岩波書店「十二支考」をお求め、お読み下さい


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