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≪情報や本舗≫≪ガンはどこまで「異物「なのか≫≪掛札 堅≫≪抗がん剤≫≪免疫細胞≫

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     ≪知って!ガッテン≫ASEAの公開資料

抗ガン剤はなぜ効かないのか!転移ガンの意外な弱点とは?ガン発生のメカニズムがここまでわかっていて、その対策にはどんなものがあるのかと、ガン研究の最先端「アメリカ国立ガン研究所(NCI)」からの最新のトピックス!

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といっても1999年10月20日に文春新書 より”ガン遺伝子を追いつめる”と初版が出版されている。十数年も経っていて、何をいまさらカテゴリーの【がん最新情報】かと!本をお読み下さい、冒頭どおりのことが、いま取り沙汰されているではないでしょうか

著者の「掛札 堅」先生はアメリカ国立衛生研究所(NIH)の中にある世界のガン研究の中枢「アメリカ国立ガン研究所(NCI)」で30余年の研究歴を持つ。遺伝子の暴走とも言える、ガンの正体を遺伝子工学の立場から書かれています

2008年3月に”NIH”=【国立衛生研究所】とは?書き込みをしていますが”NIH”を知りえたのも掛札先生の本からでした  
 
 

ガン遺伝子を追いつめる (文春新書)
文藝春秋
掛札 堅

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第八章の「制ガン剤はなぜ効かなくなるのか」・・・ガンはどこまで「異物」なのか!抜粋しました。第9章からはNIHの詳細を述べられていて、やはり本を読むことをお薦めします

【百億回もの変異】

病気によっては病原体に一度感染すると二度とかからないものがあり、この現象を知ることから免疫学が始まった。免疫反応を引き出す抗原は細菌やウィルスにあり、よく知られているように花粉なども抗原となりうる。作られた免疫グロブリンは体中を循環して「非自己物質を捕らえ、中和して我々の身を外敵から守る。

この免疫反応の主役は、骨髄で作られるB細胞で、刺激を受けて活性化された細胞は免疫抗体を作って血液中に流し、抗原と結合させてその有害性を低下させる免疫にはもう一つの種類がある。細胞性免疫で免疫細胞自体が[自己 とは違った[非自己 を認識し、攻撃する

【ガンの免疫】

B細胞はヘルパーT細胞によって活性化されない限り、自らガン細胞の非自己性を直接に感じることなく、がんに特異的な免疫抗体はつくらない。(ガンの腫瘍を顕微鏡で見ても、B細胞が周りを取り囲んで攻撃している姿をみることはできない)
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ガンはただ一個の細胞から増殖してできるといわれるが、しょきの段階で対応する免疫細胞は、B細胞ではなく、ナチュラルキラー細胞という、つねに自然に存在する免疫細胞(警察官のような!)である

生体がウィルスに感染すると、ウィルスのつくりだす異常な蛋白がNK細胞に感知され、攻撃をうける。ガン化した細胞は異常な蛋白をつくりはじめるため、同じように(非自己)として認識され、まずナチュラルキラー細胞の標的となる。

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つねに見張りを続けるナチュラルキラー細胞は、初期の段階にあるガン細胞を、見つけては殺し、見つけては殺す、を繰り返すことにより、かなり有効にガンの発症を防いでいると考えられている。

人の細胞は、一生に百億回の変異を起こすといわれているが、変異によってガン化した細胞がナチュラルキラー細胞に殺される頻度もまた非常に高いとされている。

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ガン細胞とナチュラルキラー細胞との戦いは何度も繰り返され、多くの場合はナチュラルキラー細胞の方に軍配があがるが、何らかの理由でナチュラルキラー細胞の力が衰えたとき、戦局に大きな変化がもたらされる。ナチュラルキラー細胞の衰えの一番大きな理由は生体の老化で、老人にガンが多い理由の一つとしてあげられる。

ナチュラルキラー細胞の攻撃をかわして生き延びたガン細胞は、次にT細胞の目にふれることになる。

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心臓近くの胸腺でつくれるT細胞は、B細胞のように免疫抗体グロブリンをつくるのではなく、細胞表面に異常が現れている細胞を選んでこれと直接対決する。このT細胞には二種類あって、その一つ、キラーT細胞は表面に(非自己)を探知する安定役の受容体を持ち、細胞のウィルス感染やガン化を見張っているのである。

ガン細胞内で変異を起こした遺伝子から作られる異常タンパクは細菌にとっては(非自己)であるため、細胞内の分解酵素で分解されたり、あるいはマクロファージと言う食細胞に取り込まれてアミノ酸分子八~十個のペプチドに寸断される。

このペプチド断片には遺伝子の変異に対応する部分が含まれているはずで、これを嗅ぎつけてやってくるMHC(主要組織適合性複合体(分子に捕らわれる。

臓器移植の折に(非自己)の存在をいち早く感知して拒絶反応を引き起こすのもこのMHCで、タンパクの異常部分に由来するペプチドを捕らえては細胞表面に運び出す役を務める。警察官というより、犯人を検挙する刑事というべきであろう。

この非自己タンパクの断片をつれ出したMHCが、そばに寄ってきたキラーT細胞のアンテナ【糖さ】に探知され、その結果、ガン細胞はキラーT細胞に襲われ計画的細胞自殺(アポトーシス)の宣告を受けて死滅するのである。

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このように、ウィルスやガンの異常タンパクが細胞の中にありながら、外にあるキラーT細胞に認知され殺されるのは、タンパクの異常断片がMHCによって細胞表面に突き出されるプロセスによる。このプロセスを(抗原提示)と呼び、ガンへの免疫反応では、これがおそらく主役を務めるといってよいだろう。

二種類のT細胞のもう一つは、ヘルパーT細胞とよばれるもので、異常タンパクの破片(ペプチド)が別のMHC分子と結合して細胞表面に顔を出したところを認知する。ここまではキラーT細胞と似ているが、こちらは自らがガン細胞を殺すのではなく、シグナルを送りB細胞を活性化し、あるいはマクロファージ(大喰細胞)などを呼び寄せてガンを殺させる。

いずれの場合も免疫反応を起こすには抗原が生体にとって(非自己)であるという条件が備わっていなければならない。病気の治療に使われる薬や、骨折治療に使われる金属などは明らかに異物でありながら抗原にはなり得ない。それはBリンパ細胞を活性化したり、T細胞に(抗原提示)ができる抗原部分をもっていないからである。

ちなみに、マラリヤや寄生虫も異常タンパクを多くもちながら抗体ができにくい。これは、これらの生物が宿主内での発育の過程で頻繁に形を変えるために、免疫の対象となる抗原性が次々と変わるためである。


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同じように、エイズの原因となるHIVもウィルスの遺伝子が頻繁に変化を起こし、その都度違ったタンパクをつくるために抗体やワクチンをつくることが非常に難しい。インフルエンザもその一例である。

ガン細胞はガンに特異的な異常タンパクを作り、そのペプチド断片はMHCとともに細胞表面に顔をだす。

では、なぜガン細胞は免疫の攻撃を受けて根絶されないのであろうか。これにはいくつか理由があって、その一つとしてあげられるのはガン細胞の(非自己性)が(自己性)に非常に近いことである。

ガン細胞はもともと正常の細胞のごく一部が異常を起こしてできたものであるため、ガン細胞が作りだす異常タンパクやシグナルを、免疫細胞は(悪い情報)として受け取ることができないのであろう。

細菌やウィルスは人の細胞にまったくないものをつくっているので、タンパクが短いペプチドにまで寸断されても(異物)または(非自己)として容易に認識される。これに対してガン細胞がつくるタンパクは遺伝子のごく一部に異常が起こってできたものであるため、正常のものと区別がつきにくいわけである。

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