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≪生きること(生命)と食べること(食)≫≪生物学者「福岡伸一≫≪情報や本舗≫

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先ずは 「生物と無生物のあいだ」で有名な生物学者である福岡伸一氏は、生命と食に関してわかりやすいお話をされています 「生命と食」~生物学が示す”食べ方”=”生き方”その講演内容から抜粋して書き込み

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の理由~

◆生きることと食べることの意味

ルドルフ・シェーンハイマーというドイツに生まれアメリカに亡命した一人のユダヤ人科学者が、とても重要なことを発見していました。彼は、食べ物は単なるカロリー源ではないということを明らかにしたのです。

シェーンハイマーの実験は非常にシンプルなものでした。ネズミに食べものを食べさせて、その食べものの分子がネズミの体の中に入ったあと、どこへ行き、どうなるかを追跡していったのです。


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目印をつけたアミノ酸は全身に飛び移り、その半分以上が、脳、筋肉、消化器官、骨、血管、血液など、あらゆる組織や臓器を構成するタンパク質の一部になっていました。食べものはネズミの体の一部となって、その場に留まっていたのです。

しかし、その三日間でネズミの体重は増えていませんでした。このネズミは大人のネズミだったので、成長しないで、ほぼ同じ体重に留まっていたのです。

このことから、食べものは体のなかに入って、体の一部に変わるけれど、もともとそこにあった分子は分解され、体の外に捨てられた、ということが考えられます。


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つまり、食べものの分子は、単にエネルギー源としてっもやされるだけではなく、体のすべての材料と菜って、体の中に溶け込んでいき、それを同時に体を構成していた分子は、外へ出ていくということです。

体というふうに見えているものは、そこにずっとあるわけではなくて、絶え間なく合成され分解されていく、流れの中にあるのです。


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食べるという行為は、これまで見たとおり、生命や健康に第一義的に関わってくるものです  生命は絶え間なく分解と合成を繰り返す、ダイナミズムの中にあります。そして、食べ、生きるということは、体を地球の分子の大循環にさらして、環境に参加することにほかなりません。食物の分子はそのまま私たちの分子になる。


食物とはすべての生物の身体の一部であり、食物を通して私たちは環境と直接つながり、交換しあっています
以上、生物学者「福岡伸一」氏の「生物と無生物のあいだ」・・・2008年の講演より抜粋


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