【宇宙・科学・物理】

≪人間がもしブラックホールに吸い込まれ・・・≫≪情報や本舗≫

 

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ブラックホールは 重力が極めて強く、光を含むあらゆる物質をのみ込み、脱出させない暗黒の天体であると アインシュタインの一般相対性理論に基づき、その存在が予言されていた


人間がもしブラックホールに吸い込まれてしまった場合、どうなるのだろう?中国のある天体物理学博士は、

小さなブラックホールの場合、その重力場の角度はまるで切り立った崖のように小さく、人間が吸い込まれていく際にはまるで麺のように体が細くなってしまうだろう」と

大きいブラックホールの場合、その重力場は下り坂を降りていくように緩やかで、比較的安全と言えるが、「ブラックホールの中に吸い込まれてしまった後に生き続けることができたとしても、外部と連絡を取り合うことは難しいだろう」と

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どちらにしても予想で予見である

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 動画で観ましょう⇒  https://youtu.be/WZHKU-JKCvE

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≪相対性理論とブラックホール≫≪アインシュタインの予言≫≪情報や本舗≫

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「アインシュタイン」博士が相対性理論によってその存在を予言していた「ブラックホール」ですが 天文学者たちが100年追い求めてきたその「ブラックホール」の姿をまだ見たことがありませんでした そこで世界の13機関、200名を超す研究者が国際プロジェクトを組んで その姿をとらえようと2017年から取り組んできました……

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そして世界中の人々が見ることが出来たのです それも同日同時刻に一斉に⇒人類が初めて目にしたブラックホールの画像です!」投影された画像は、オレンジと黄色の輪の中心に見える黒い穴が まさに「ブラックホール」(地球から5500万光年離れた おとめ座の中心にある)

 


この日 パソコンの画面に「グーグルアラート」が鳴り響きました 開けてみると”イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)”で「ブラックホールの」撮影に成功!

 

・・・国際プロジェクトが地球規模の望遠鏡を構成しての大快挙なんです その機能たるや土星の輪が見える天体望遠鏡でも「視力1000」程度というのに”視力300万”とは想像もつきません

 

”イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)”だと 1000キロ離れた場所で新聞を読んでいる人がいて見出しに「天皇の即位に三種の神器(草薙剣・八咫鏡・八尺瓊曲玉)・・・と記事があり その「勾玉」の”玉”の漢字文字の『、』がハッキリとわかるそうですから

国立天文台などの国際チームが撮影成功を発表したのは4月10日。地球から5500万光年離れたM87銀河にある巨大ブラックホールを撮影したものだった。

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≪ブラックホールの撮影に成功≫≪情報や本舗≫

 

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数年前にアメリカの脳内活性のサプリメントを個人輸入していたのですが なかなか情報収集がままならずグーグルアラートに検索のキーワードを「EHT」と入れ時間の経過をしていたところ4月6日の朝に唐突にアラートが鳴り響きました?

開けてみると私が求めている「EHT」情報ではなく 世界中の人が驚くニュースだったのですね 遠く宇宙の果て存在すると言われていた「ブラックホール」の撮影に成功したというのですからサプリメントどころの情報検索に非ずです 存在することは解っていたのです

 

連日 アラートが鳴り響きます ここに4月6日からの”Googleアラート”を転載します

グーグルアラートが連日鳴り響く・・・

 

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毎日更新 ⋅ 2019年4月6日
ニュース
史上初のブラックホール画像、来週公開か 国際プロジェクト「EHT」
AFPBB News⋅ 2019年4月9日超巨大ブラックホールの姿を捉えるため世界の電波望遠鏡で観測する国際プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」

 

EHT
毎日更新 ⋅ 2019年4月7日
ニュース

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EHT
毎日更新 ⋅ 2019年4月10日
ニュース
今夜にも世界初「ブラックホール」を観測か? 今までの想像図とどれだけ異なるか
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【コチラが想像図】⇩ ⇩ ⇩

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EHT
毎日更新 ⋅ 2019年4月11日
ニュース
ブラックホールシャドウの撮像を目指す「イベントホライズンテレスコープ」が記者会見を実施へ

時事通信
史上初、ブラックホールの撮影に成功!8つの電波望遠鏡束ねた「イベント・ホライズン・テレスコープ」で ...

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- Engadget 日本版
史上初、ブラックホールの撮影に成功 「地球サイズの望遠鏡」が捉える - CNN.co.jp
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これがブラックホールの姿! 史上初、撮影に成功

AFPBB News
EHTが撮影したのは地球から5000万光年離れた銀河「M87」にある超大質量 ... ...

ブラックホールの撮影成功=史上初
時事通信
国際共同研究プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」は10日、世界各地の電波望遠鏡による観測で史上初めてブラックホールの姿を撮影すること .
..
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史上初、ブラックホールの撮影に成功!

 

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EHT
毎日更新 ⋅ 2019年4月16日
ニュース
もしブラックホールに落ちてしまったら、人間はどうなる?―中国メディア
エキサイトニュース
北京時間4月10日夜、世界各国の科学研究者が協力する天文観測プロジェクト「Event Horizon Telescope(EHT)」は、人類史上で初めて撮影に成功した ...

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EHT
毎日更新 ⋅ 2019年4月29日
ニュース
ブラックホールの初撮影 わかったことと新たな謎
日本経済新聞
EHTは当初、私たちの太陽系を含む「銀河系(天の川銀河)」の中心にある超大質量ブラックホールを撮影しようとしていた。「いて座A*(エースター)」と呼ばれる ...

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≪情報や本舗≫≪はやぶさ2≫≪小惑星りゅうぐうへ到着≫≪太陽系のタイムカプセル解明か≫≪平成の浦島太郎≫

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あれから約10年の月日が、January 23, 2012に書き込みの≪はやぶさ2 ≫≪ネイチャー・ダイジェスト≫≪イトカワ≫≪科学雑誌サイエンス≫当時は「はやぶさ2」の開発費が大幅にに圧縮され、打上げが遅れる懸念が想定され


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なんと2018年6月27日、想定されていた「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」に27日到着して、太陽系のタイムカプセル解明に迫る挑戦を始めるそうだ。


地球から3億キロメートル離れた小惑星「りゅうぐう」に到達して、太陽系の生い立ちや生命の起源を探ろうと言うのである・・・さあ、その旅に出かけてみましょう

「はやぶさ2」が「りゅうぐう」に滞在するのは2019年末までの1年半!その間表面に降り経つことで、有機物・水分を含むとされるさまざまな物質を拾い上げる


小惑星「イトカワ」をめざして飛び立ち、帰還の際には行方知らず・・・そうエンジン故障や通信途絶など想定外の困難を乗り越え、「イトカワ」の微粒子を収めたカプセル2010年に地球へ持ち帰った初代「はやぶさ」!その後継者が「はやぶさ2」なのです

太陽系が誕生した46億年前の状態を残す「タイムカプセル」の解明に期待わくわくの小惑星「りゅうぐう」とは、以下に

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 「はやぶさ2」が6月24日撮影の「りゅうぐう」の画像(JAXA提供)

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≪情報や本舗≫≪宇宙をめぐる究極の謎に、世界の第一線で活躍する物理学者・村山斉が迫る!≫

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世界が注目する物理学者・村山斉さんが、今回は「なぜ私たちは宇宙に存在するのか?」という反物質についての新しい番組をNHK とで作り、その放映がNHK・BSプレミアム 4月19日(木)よる10時~始まります

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世界の第一線で活躍する物理学者・村山斉がナビゲーターを務めるサイエンスドキュメンタリー。宇宙の誕生から未来まで、究極の謎に迫る。宇宙を紐解くヒントが隠された世界各地の絶景地を訪れ

子どもでも分かる最新宇宙論を解説する。ニューヨーク、ハワイ、タイ、スイス、ブラジルなど、宇宙の謎をひもとくヒントが隠された世界の絶景地を舞台に、子どもたちにもわかりやすい“最新宇宙論"を展開する。



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村山斉さんが、この謎に体当たりで挑むそうです! 「私たちはどこから来たのか、この世はどうやって始まったのか・・・?」「宇宙はいつまで続くのか、果たして終わりはあるのか・・・?」と昨年の再放送も前日の18日!同じ「BSプレミアム」で・・・4/18(水)後3:00~後3:59 <BSプレミアム>4/18(水)後4:00~後4:59 <BSプレミアム>


■ナビゲーター:村山 斉(むらやま ひとし)  カリフォルニア大学バークレー校 教授  東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構 機構長"

村山斉機構長にインタビューの記事がありましたので、こちらに掲載!

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機構長を努めるカブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)は宇宙への根源的な疑問を解明するために設立された国際研究機関だそうです。

近年の物理学や宇宙研究を取り巻く環境の変化、そして現在わかってきるとことについてお話されていて、宇宙の構成要素の話は面白かったです。

万物は原子によってできているなんて昔どこかで聞いた気がするんですが、これが間違いらしい。

宇宙において原子は4.4%しかなく、残りの95%は何でできているかというと、22%が暗黒物質、73%が暗黒エネルギーという謎の物質だそう。

暗黒物質とは光を出さないけど大きな質量を持つ物質。じゃあ、暗黒エネルギーってのは何なのかというと、従来、宇宙の膨張はある程度まで加速したあと減速していく筈と考えられていたものが、実験によってむしろ加速していることがわかり、それを後押ししている見えないエネルギーのことを暗黒エネルギーと言うらしい。


よくわからないですよね。でもそれを解き明かして行く実験なども含めた過程の話が最高に面白いんです。

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≪情報や本舗≫≪世界で最も完全な宇宙の4次元マップ≫≪You-Tubeで見る≫

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知られざる宇宙の旅は、ヒマラヤ山脈から飛び立ち、宇宙の果てまで行って暗黒の宇宙の、ビッグバンの残光に導かれます。この映像は アメリカ自然史博物館で天体物理学者によって


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維持管理されている世界で最も完全な宇宙の4次元マップなんです!デジタルユニバースアトラスのために、この映画に見られるあらゆる星、惑星、およびクエーサー【左の写真】が可能です。

【補足】:クエーサーとは非常に離れた距離に存在し極めて明るく輝いているために、光学望遠鏡では内部構造が見えないのですが、宇宙でもとっも明るい天体のことです

     「宇宙のビジョン:乳白色の海から進化する宇宙へ」

博物館で作成されたこの新しい映画は、2010年5月までのマンハッタンのRubin美術館で展示された展覧会の一部です動画は、ヒマラヤ山脈から飛び立ちわが地球をあとに、

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水星・金星・火星・木星・土星・天王星・冥王星・海王星の恒星を通り過ぎ様々な名の付く星たちをくぐり抜けあの天の川も越え、銀河に飛び込んでいく、数えきれないほどの銀河系と遭遇しながら、宇宙の始まりと言われる「ビッグバン!」を見つけ、帰路につく旅である、飛び立った美しき地球に、ヒマラヤ山脈に帰ってくる


≪この映像は、NASAやマサチューセッツ工科大学も関わっている2MASSというプロジェクトで実際に観測できた映像をもとに作られているそうです≫


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≪情報や本舗≫≪地球に似た惑星が7個≫≪居住可能か?≫≪海や大気圏の存在する可能性≫

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NASA=アメリカ航空宇宙局などの国際研究チームの発表で、、地球から39光年離れた太陽系の外にある恒星の周り小さな恒星の周りを少なくとも7個の惑星が回っていることが分かったというNASAの緊急発表ニュースです

「スピッツァー宇宙望遠鏡を使って、地球によく似た大きさの惑星が回っていることが分かり、居住可能になるかもしれない世界がいくつあるのか(国際研究チームの会見)

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この恒星は太陽よりも小さく、温度が低い星で、周りの7個の惑星は水が存在できる可能性があると見られています。NASAでは、7つの地球サイズ惑星のうち3つは生命存在可能性があるのではとコメント

これまでもさまざまな生命の存在が可能な惑星「ハビタブル惑星」が発見されてきましたが、今回はさらなる快挙です。果たして生命が存在する可能性はあるのか?特に、内側から数えて4番目から6番目までの3個の惑星については水が存在しやすい環境で、


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海や大気圏が存在する可能性もあるとしています。地球に似た惑星が、1つの恒星の周りで7個も発見されたのは異例だということです。


【写真】ロマンを感じずにはいられないNASAからの写真たち

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≪情報や本舗≫≪腎臓の駆動装置≫【ポータブル型】≪ウェアラブル人工腎臓≫

Photo【人工透析を受けている方は必見!】

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腎臓にはいくつかの役目があり、その代表的なものは、血液のなかから不要なものを取り出して尿を作ること、したがって腎臓の機能が低下すると、血液中から老廃物が取り除かれなくなり健康に大きな害を及ぼすことになるのですね

そのため、腎臓の機能低下が進んでしまったひとは、外部の機器によって血液中の老廃物を取り除く人工透析という治療を行わないといけなくなる。

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この人工透析は週に2、3回行う必要があり、しかも1回あたり3~4時間もかかる。そのあいだ患者は動きまわることができないので、かなりの活動時間をとられてしまうことになるわけだ。それを改善しようという機器がここで紹介するウェアラブル人工腎臓だ。


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基本的な仕組みは従来の人工透析機と変わらないと思っていい。ただし最新の技術によって圧倒的に小型化された。そして身につけることができる(ウェアラブル)ほどまでコンパクトかつ軽量になったのだ。

このウェアラブル人工腎臓はベルトを使って身体に装着する。ちょうど工具などを取り付けることができる作業用ベルトのような感覚で身につけられるようだ。

Images_10 ⇒⇒⇒【老廃物を除去】 Images_9


血液中の老廃物を取り除く作業を行うという点では従来の人工透析機と変わらないが、大きく違う点もある。それは従来の人工透析機が特定の時間を決めて透析を行うシステムであるのに対して、このウェアラブル人工腎臓は、バッテリーを搭載していて常時透析を行う。外部電源や外部の水の配管を接続する必要もない。そこがウェアラブルたるゆえんだ。

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たしかに、患者はつねに人工透析機をベルトに身につけている必要はある。しかし、歩きながらでも、ショッピングしながらでも透析は行われるので、特定の時間(週に10時間前後も!)活動を制限されるということがなくなる。

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≪情報や本舗≫≪心臓の駆動装置≫≪フリーダム・ドライバー≫【ポータブル型】≪ビッグ・ブルー≫【固定型】≪情報や本舗≫

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ウェアラブル・デバイスは、医療の世界においても、ウェアラブルが次々と現れ、医療の現場においても患者の健康を支えるようになってきている。


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フリーダム・ドライバーといって心臓の駆動装置をポータブルにしたものらしい、いままでの心臓駆動装置といえば190kgもの重さので洗濯機ほどの大きさのビッグ・ブルー(FDA(アメリカ食品医薬品局認可された)ものだった


このフェラブルデバイス=フリーダム・ドライバーはビッグ・ブルーと同じ機能をもち、ポータブルなサイズにまで小型化されたので、身につけて持ち歩くことができるという優れものだ



ミシガン大学ヘルスシステムが公開したYouTube動画に写る男性、同機関のウェブサイトによれば、『フリーダム・ドライバー』というバックパックサイズの駆動装置を使った人工心臓をつけているのは、24歳のスタン・ラーキンさんという患者

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外出することなど考えられない状況下で、この約5.9kgという装置のおかげで、クリスマスを家族と過ごすために家に戻ることができたというのだ


末期の両室不全(心不全)という病で、現在、心臓移植を待っている身で、心臓移植待ちのリストに入っていて、適した心臓が提供され次第移植手術を受けることになっている

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≪反物質と物質 ≫≪村山斉が語る≫≪ニュートリノ≫≪宇宙になぜ我々が存在するのか≫≪暗黒物質≫≪素粒子物理学≫≪本舗≫

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『宇宙になぜ我々が存在するのか』・・・・最新素粒子論入門

村山斉博士【文末にプロフィール】が分かりやすく語る、最新素粒子物理学で解く「宇宙と私の謎」、宇宙の見方が変わる最新素粒子論・・・読むと分かった気になるから不思議です

≪私たちは星のかけらからできています、では、その星たちは何からできているのでしょうか?≫

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宇宙のはじまりにどんどん近づきながら、宇宙はどうやってできてきたのかどうして私たちがこの宇宙に存在しているのかをニュートリノ、ヒッグス粒子、インフレーション、暗黒物質など最新の知見を手がかりに解き明かしていきます。

【内容紹介】

私たちは宇宙の塵からできているといわれています。じつは、宇宙が原子よりもっと小さくて熱かったころ、塵のもとになった物質と、その反物質が衝突しては消え、新しい物質と反物質が生まれては消えて……、そんなことを繰り返していました。

それがあるとき、宇宙の温度が少しだけ下がると同じ数だけあった物質と反物質のバランスが崩れ、ほんのわずかな反物質が物質に変わり、私たちが存在する物質だけの世界ができたお蔭で、私たちが生まれてきたというのです。

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私たちの体は物質でできています。それだけでなく、身のまわりにあるもの、地球、太陽などの恒星も物質によってできています。いわば、私たちは物質に囲まれて生きているわけです。この物質を細かく分けていくと原子に行きつきます。原子(アトム)とは、古代ギリシャに考えられていたアトモスに由来する言葉です。

このアトモスというのはこれ以上分割することのできないものという意味で、原子が発見されたときは、物質をつくっている根源的な粒子という意味で、原子という名前がついたのです。


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でも、原子が根源的な粒子でないことはいずれ明らかになりました。原子を調べていくと、プラスの電気をもった原子核とマイナスの電気をもった電子で構成されていることがわかってきたからです。さらに調べていくと、原子核は陽子と中性子からできていて、その陽子と中性子はそれぞれ、三つのクォークでできていることがわかりました。


その他にも、この宇宙をつくっている素粒子がいくつも見つかっています。このようにたくさんの素粒子の存在が明らかになってきたのと同時に、どんな物質にも、必ずそれに対応する反物質があるということもわかってきました。原子の中には電子や陽子などがありますが、そのような粒子にも必ず反物質があるのです。

反物質は1932年に発見されました。アメリカの物理学者アンダーソンが宇宙線の中で見つけたのです。人類が初めて反物質をつくったのは1933年のことで、マリー・キュリーの娘夫婦であるジョリオ=キュリー夫妻が、電子の反物質である陽電子を生みだしました。

そして、1955年にはカリフォルニア大学バークレー校で、大きな素粒子加速器を使って陽子の反物質である反陽子をつくることに成功しました。

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現在の素粒子理論によると、物質は、必ずその物質と対(つい)になる反物質と一緒に生まれます。これを対生成といいます。そして、物質と対になっている反物質が出合うと対消滅という現象が起こり、物質も反物質も消滅してしまいます。

ただ、物質としては消滅してしまいますが、消えてしまった後には、物質と反物質の重さの分だけエネルギーができます。つまり、対消滅は物質や反物質の重さがエネルギーに変化する現象といえます。さらに、対消滅で生まれたエネルギーから、別の物質とその反物質のペアが生まれて、変化していくのです。

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物質と対になる反物質は必ず同じ重さですが、電気の性質が逆になります。物質がプラスだったら反物質はマイナスという感じです。私たちは、自分で自分の顔を見ることができません。お化粧するときなどは鏡を使って自分の顔を見ますが、鏡に映る顔は厳密にいうと、自分の顔そのものではありません。左右が反対になっているから、よく似ていますが、別のものということになります。


物質と反物質の関係は、自分自身と鏡に映った自分の像の関係とよく似ています。鏡で映した世界のように、ある要素が反対になることを対称性といいますが、反物質の場合は、像が左右反対になるのではなく、電気的性質が対称になります。

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私たちがこの世界で目にするものはすべて物質でできています。アイスクリームもそうです。もし、反物質でできたアイスクリームがあったとしても、私たちは見た目で区別することはできません。反物質の光に対する特性は、物質とまったく変わらないからです。しかも、重さも同じなので、なかなか区別がつきません。


ですが、その反物質のアイスクリームを手でもとうとすると、たいへんなことになってしまいます。私たちの体は物質でできているので、反物質でできているアイスクリームに触れてしまうと、そこで大きな対消滅が起きてしまいます。対消滅によって、手がなくなってしまいます。このような話をすると、ゾッとしてしまう人もいるかもしれませんが、対消滅が起きたときに、なくなるのが手だけだったらまだいい方かもしれません。


【アインシュタイン相対性理論】

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皆さんは、アインシュタインが相対性理論から導いた有名な式をご存じでしょうか。E=mc2で表される式です。この式は、重さとエネルギーは同じもので、この二つは互いに変換できることを示しています。先ほど、物質と反物質がぶつかると対消滅して、エネルギーに変わるといいましたが、それはこのアインシュタインの式から導かれることなのです。


この式の中でEはエネルギー、mは質量、つまり重さを表しています。そして、cは光の速度を表します。つまり、エネルギーと重さは交換することができるといっているわけです。しかも、質量にc(秒速約三億メートル)の二乗がかかりますので、ほんの小さな質量でも、それがすべてエネルギーに変わると莫大な量になることがわかるでしょう。


物質の質量がすべてエネルギーに変わってしまったら、つまり、エネルギー効率が100パーセントだったとしたら、エンジンの中でガソリンを爆発させたときのエネルギーの約3億倍のエネルギーを生みだすことができます。つまり、同じ重さで比較すると、反物質と物質がぶつかると、ガソリンの3億倍のエネルギーが生まれるのです。


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この話だけを聞くと、反物質は夢のようなエネルギー源のように思えます。なので、反物質は、SFなどにたびたび登場します。アメリカのテレビドラマ『スタートレック』では、反物質はエンタープライズ号の燃料として宇宙船を飛ばしていますし、小説『天使と悪魔』では、一人の科学者が研究所の所長に気づかれずに、反物質を〇・二五グラムつくったというところから話がはじまっています。

〇・二五グラムなんて、たいしたことはないではないかと思う人もいると思いますが、〇・二五グラムの反物質が、同じ量の物質と出合うと、広島の原爆と同じという、とても大きなエネルギーが発生します。私たちは身のまわりに反物質が存在しないおかげで、こうして平和に暮らしていられるわけですが、もし、まわりに反物質があったらたいへんなことになってしまいます。

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ただ、〇・二五グラムの反物質をつくるのに必要な金額を調べてみると、一兆円の100億倍という、これもまたとんでもない金額が必要になってしまうので、大学や企業などでつくることはほとんど不可能です。『天使と悪魔』では、これだけのお金を使っても所長が気づかないという設定でしたので、ものすごくたくさんの予算のある、とてもうらやましい研究所だと思います(笑)。

【付録綴じ込み】【天使と悪魔】【反物質】


物質は反物質より多く存在した?ふだんの生活の中では、私たちが反物質に出合うことはまずありませんが、宇宙ではどうでしょう。実は、この広い宇宙空間を調べてみても、反物質はほとんど見当たらないのです。ですが、時間をどんどん巻き戻して、宇宙が誕生した直後まで戻してみると、反物質がたくさんあることがわかっています。


宇宙誕生直後にビッグバンが起きて、たくさんのエネルギーが熱や光という形で放出されました。なので、私たちの宇宙はたくさんのお金を使わなくとも、反物質をたくさんつくることができました。反物質がつくられると同時に、物質もつくられますから、当然、物質もたくさんありました。初期の宇宙は、今よりもはるかに小さい空間の中で物質と反物質が混然一体となって、誕生と消滅を繰り返していたと考えられています。

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その後、宇宙はどんどん広がっていき、温度もだんだんと下がり、宇宙全体が冷やされていきます。その頃には、物質と反物質が出合う頻度は減ってきますが、出合うとエネルギーとなっていきます。一方で、新しい物質と反物質を生みだすエネルギーの密度が減っていくことで、物質・反物質のペアが生まれる頻度も少なくなっていきます。そのような過程を経て、宇宙初期に誕生した物質と反物質はほとんどなくなってしまったのです。

実際、今の宇宙には反物質はほとんど見当たりません。ですが、物質はしっかりと残っています。星や銀河は宇宙の中で美しく輝いていますし、地球や月も存在します。地球の上には物質でできた私たちもいます。これはいったいどういうことでしょうか。

実は、よくよく調べてみると、物質は反物質よりも数が多かったのです。計算してみると、10億分の2ぐらい物質の方が反物質よりも多くあったので、反物質が全部なくなっても、物質が残ることができたと考えられています。


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とはいうものの、物質と反物質はどんなときもペアで生成していたので、物質と反物質はきっちり同じ数だけ誕生していたはずです。そして、ペアでないと消滅できないので、反物質が存在していた数だけ物質も消滅したはずです。どちらか片方だけで消滅したということはないので、ふつうに考えればこの宇宙には何も残らずに、物質も反物質もない世界になるはずでした。



でも、私たちはこの宇宙に存在します。これはもともと同じ数だった物質と反物質を、途中で誰かが反物質をつまんで、物質の方に移し替えたのではないでしょうか。そうでもしない限り、こんなことは起こりません。でも、そんなふうに都合よく、反物質が物質になるのでしょうか。

がもうすぐ解けるかもしれないのです これはまさしく、私たちにとって生きるか死ぬかの問題です。反物質はどうして消えてしまったのでしょう。実は、もしかしたら、その鍵を握っているのは、いままで質量がゼロだと思われていたニュートリノという小さな粒子にあったと考えられています。

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ニュートリノは調べれば調べるほど、不思議な性質をもっていて、暗黒物質やインフレーションと深く関わってくるのかもしれません。もしかしたら、私たちがこの宇宙に生まれることができたのも、ニュートリノのおかげかもしれないのです。それだけではなくヒッグス粒子やインフレーション、そして暗黒物質なども、私たちが生まれてくるために必要であったことがわかっています。今から、その鍵を解いていき、どうして、私たちがこの宇宙に生まれたのかを考えていきましょう。

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著者:むらやま・ひとし
一九六四年東京生まれ。東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の初代機構長、特任教授。米国カリフォルニア大学バークレー校物理教室教授。理学博士。東北大学大学院理学研究科物理学科助手、ローレンス・バークレー国立研究所研究員、カリフォルニア大学バークレー校物理学科助教授、准教授を経て、同大学物MacAdams冠教授。専門は素粒子物理学。二〇〇二年、西宮湯川記念賞受賞。


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