【日本むかし話】

≪相互信頼を推し進めた商法≫≪それが富山の薬売り≫≪情報や本舗≫

Imagesm

 

相互信頼を推し進めた商法のひとつに「富山の薬売り」があります世界に類がないほど。

 

最初は寺院寺院の施薬は 無償で配っていましたが 人口が増えるに伴い 薬草栽培に費用が掛るようになり門前で売るように・・

Images-12_20190927051901

この薬を売るのが香具師ですね それが徐々に「行商」として変化 江戸時代に入ると各藩では この行商商売の励行を進めます その良い例が赤穂藩の製塩事業です

 

富山は冬が長い。冬が長いとその間、人の労力が余る。そこで農民が薬屋さんの手伝いとして冬の出稼ぎをする。富山の配置売薬の薬売り (ここは知らなかったのですが 富山ではなく配置売薬の原型は奈良県が始まりだったとは)

農民を母体とした薬売りはただ薬を入れ替え、集金に行くだけではなくお客さんとの相互信頼を図るために様々な教養を身につけていました  

 

歯が痛ければ痛み止めに関する治療法。妊産婦がいれば妊娠中に食べてはいけない物など、事細かに説明する。医学について充分な教育を受けて病気など様々な相談に乗っていたのです。

しまいには彼等を介して縁談などうまく成立した例が無数にあったと言われています。富山の薬売りはお客さんの家庭の事情、家族構成、健康状態などを熟知し文字通り「生活に密着」した医療コンサルタント的な役割を演じていたのです。

 

ただ同時に不文律もありました。・人間としての「信用」を絶対落としてはいけない。犯してはならない どんなに親しい間柄といえども

Images-17

※  留守宅を訪問した場合動かしてはいけない。

 

※  道徳的に完ぺきであること。特に

 

※  信用を損ねるような言動をしてはいけない。

 

※  他人の悪口は絶対言わないこと

 

※  同業者の悪口はそのまま自分の信用に係わる。

Images-1_20190927053001

競争相手の欠点を言い自らの長所を強調すればそれだけ売れるような気がするがそれは違うのですそれは競争相手を弁護する美しい気持ちが彼等自身の信用を深めることを理解していたからです。

 

二宮尊徳曰く  「譲って損はなく奪って得はなし」

Images-20_20190927053201

Images-19_20190927053301

| | Comments (0) | TrackBack (0)

その他のカテゴリー

【NTD・・・感動のお話】 【SUB(スポーツ多目的車)】 【お蕎麦やー手打ちそば】 【がん・ガン・癌のはなし】 【アルツハイマー・認知症】 【インフルエンザ】 【オリンピック&スポーツの祭典】 【グーグルの凄さ】 【スーパーボウル】 【チョット耳寄りな話】 【ドッキリ=フラッシュモブ】 【フェルメールの画】 【ワイン・ワイナリー】 【世界遺産】 【中村天風】 【伝説スピーチ】 【再生医療・幹細胞】 【北野たけし・ビートたけし】 【厚生労働省が健康について】 【原点回帰】 【原理原則】 【和風総本家】 【宇宙・科学・物理】 【手塚治虫の世界】 【日本の領土・・ここは日本】 【日本の領土・・古事記】 【日本むかし話】 【時の話題・はなしのネタ】 【未曾有の大震災】 【母乳・お乳】 【毘沙門天と須弥山】 【浮世絵】 【浮世絵・春画・あぶな絵】 【潰瘍性大腸炎】 【熱闘甲子園】 【真駒内】 【知って得する話】 【知られざる意外な話】 【糖鎖】 【細胞について】 【細胞の糖鎖について】 【美術館めぐり】 【脳の科学】 【自然界の神秘】 【自閉症について】 【芸能トピックス】 【著名な作家・書家・画家】 【著名な科学者たち】 【野菜ってえらい 野菜ってすごい】 【金貨のプレゼント】 【長寿の秘密】 【電子レンジでチン・・・】 【頭の体操】 【食源病とは】 サプリメントウオッチ